プリインストールされているアプリについて (root化必須)

・Light tabのユーザーが使うことのできるapkのインストール領域は全部で162.5MBつまり公式にアナウンスされている500MBの75%がandroidのos領域として占有されています。もしあなたがたくさんのアプリをインストールしたいなら、プリインストールのアプリを消すか、もしくはapp2sdを用いてSDカード上にアプリを移動するかの手段を取らなければいけないでしょう。
@ プリインストールのアプリは /system/app の中に格納されています。つまりそこからいらないアプリを消すか、移動するかすればその分領域が空くこととなります。この際にアプリのバックアップをとるのにroot uninstallerを使うことをおすすめします。http://www.appbrain.com/app/root-uninstaller/org.baole.rootuninstall
@ ただしroot uninstallerを使ってアプリを消すと、もちろんバックアップを取っていない場合はプリインストールのアプリをもう一度インストールすることは不可能です。そのことをちゃんと考えた上で消すのがよろしいと思います。
@ sys領域のアプリを消し、それをSDカード上からもう一度インストールする場合は実はsys領域にはインストールされません。どういったことかというと、Light tabの機能にある初期化(工場出荷時の状態にもどす)をするとsys領域にないアプリも一緒に消えてしまいます。これが重要なことでバックアップをしたアプリをインストールしてそのバックアップファイルを消して、その後、なんらかの事情で初期化したら何もアプリがなくなってしまった。という事態が起きうるということです。よってバックアップしたファイルをsys領域にもどす作業をしなければいけません。

Light tabのroot化について(安易に手をだすものではありません)

Androidを買った人の中には、androidLinuxベースの自由度が高いOSであるためという方もいると思います。
Linuxを使っている方にはなじみのあるrootですが、Androidではrootをとるためにexploitを利用して一時的や、永久のpermissionを取ることで先人の残した様々なバグフィックステザリングへの対応ができます。
しかしLight tabの場合は実はrootをとってもあまり利点は多くありません。さらにrootを取ることでメーカー側の予想を超えた使用になるので、もちろん保障はなくなります。今から私が言う作業をする方はそれを分かった上で行ってください。
現在分かっているLight tabのrootをとれるアプリはz4rootの1.30バージョンです。しかし現在z4rootはandroid market上では配布されておらず、xda-developer http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=833953 で手に入れなければいけません。

  1. z4rootを手に入れSDカードに入れる。
  2. 設定からアプリケーションにいき提供元不明のアプリにチェックをいれる。また開発のUSBデバックにチェックを入れる。
  3. プリインストールされているファイル管理を用いてz4rootをインストールする。
  4. z4rootを起動すると Temporary Root と Permanent Root がある。各自の用途によってそれぞれを押すと下のほうにコメントが表示され、しばらくして画面が真っ白になり、また青に戻り作業が継続され、そのあとに Temporary/Permanent root applied!You are now rootedと表示される。
  5. あとはrootを必要とするアプリを入れるなり、adbでsuを実行してごにょごにょするなり、各自がandroidの自由さを味わえればいいと思う。

一つ欠点なのはrootする際にz4rootに23MBほど容量がくわれてしまうことで、104MBしかないLight tabにはすこしきついように思えました。root自体はUn-rootをすることで消すことができるようですが、z4rootを消す際は必ずUn-rootをしてからにしてください。

追記、どうやらz4rootではtemporary rootしかとれないようです。permanentなrootを取る場合はAndroot 1.6.2 beta5を使ってください


Light tabのテザリングの速度

Light tabの設定からネットワークにいくとテザリングという項目があります。これはLight tabをWifiスポットとして利用することで外でもパソコンでインターネットをすることを可能にする機能です。気になるのはその速度で、Light tabを買うと一緒についてくるSIMの速度は300kbpsとなっています。これをパソコンで回線速度を調べると....

USEN スピードテスト 0.293Mbps
BNR スピードテスト 下りのみ 0.157Mbps
ブロードバンドスピードテスト 下り 0.16Mbps 上り 0.055Mbps

なかなかのスピードでした。正直グーグルを開くのに4秒ほどかかるので
YouTube http://www.youtube.com/watch?v=LFF9GThQnv0&feature=newsweather
この動画を再生するのに10分以上かかって最終的にかくかくしてまともに再生できないのでやめました。それほどです...
テザリングに関して言えるのはパソコンを快適につかうなら他社のSIMでパケホーを契約するのが最善だと思います。
ただこれにも言えることはテキストベースのサイトなら実用上問題ないくらの速度はでます。

Light tabのベンチマークによるスコアについて(Quadrant Standard Edition)

・海外のサイトですでにご存じの人もいるでしょうが、一応掲載します。
私は有料版をもっていないので細かな内訳を表示することはできませんでした。おそらくグラフィック機能が弱いのだと思います。実は買って一番最初のスコアは403にいっていた気がするのですが.....

日本通信の廉価アンドロイドタブレット Light Tab

日本通信から発売されているアンドロイドタブレット。39800円と、誰にでも手に入れやすい入門機や、テザリング用にと
買われた方も多いと思います。スペック的なものとしてはCPUが{ARM v6 600MHz}とすこしタブレットとしては、性能不足な面
も多いですが、軽さなどの面では使いやすいと思います。
・私が使ってみて感じたことは、パソコンの完全なる代わりになるのは難しいですが、パソコンでする50%の作業は置き換える
ことができました。

  1. プリインストールのメールクライアントソフトを使うことでメールの確認が容易
  2. 3G回線を使うことで外でもパソコンの常駐ソフトの情報の更新を確認できる(Skypeなど)

残念だったのはLight tabのRAMの容量が買った時点で残り104MBしかなかったことです。これはたくさんのアプリを入れることが
難しくなるのと、ブラウザやメールのキャッシュを定期的に消さなければいけなくなります。また3G回線がとても遅く、テキスト
ベースのサイト以外は開くのに何十秒や何分もかかることです。WIFIでの使用に関してはそういったことはまったくありません。パソコンよりすこし遅いぐらいで十分使用に耐えます。
 アンドロイドにはこれからどんどん未来が開けていくので、その点でもLight tabは入門機として十分だと思います。